それでも・・・。

先日行って参りました。

Gazou111

皇室の名宝展

東京国立博物館です。

混雑してるだろうなあ。インフルエンザが流行っているし、人ごみだし、どうしよう・・。と躊躇する気持ちはどっさりありましたが、やっぱり若冲がどうしても見たくて行ってしまいました。

案の定とても混雑していてまず入館するのに2〜30分並び、絵もなかなかすんなりとは見られないくらいの混みようでしたがそれでも行ってよかった。って思いました。

宮内庁所蔵だからなのか、管理がとてもいいのでしょうね。絵でも彫刻でも本当に状態がよく素晴らしく美しかったです。

今回の展示は一期と二期で展示物を総入れ替えするので、出来れば二期も見に行きたいなあと思っています。

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アンカー展。

相変わらずのギリギリセーフ、Bunkamuraで20日まで開催されている

アンカー展、観に行ってきました。

Art11

いつもBunkamuraの展示は充実していると思っていますが今回も素晴らしかったです。

子供が多く描かれていて、どれも日常のさりげない一瞬が生き生きと表されています。

表情を見ていると、絵の中の子供がこんな事を考えているのではないか、こんな話をしてるのではないかとイメージがどんどん広がっていきました。

アンカーは

「家へ帰って暖かい部屋に居ること程幸せなことは無い」

と言っていたそうです。

確かに彼の描く絵はどれも温かくて、自然や子供に対する優しいまなざしにあふれている物ばかりでした。

アンカーが日本で紹介されるのは初めてだそうですが、それがどうしてなのか腑に落ちないくらい、すんなりと絵の世界に引き込まれる魅力がいっぱいです。

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ビューティー・クィーン・オブ・リナーン

パルコ劇場に

ビューティー・クィーン・オブ・リナーン

を観に行ってきました。

大竹しのぶさんと白石加代子さんの共演、演出は長塚圭史さんです。

非常に閉ざされた環境で暮らす母親と娘の関係を通じて、家族とは、人とは、と色々な事を投げかける素晴らしい舞台でした。

もし、この人の子じゃなかったら。この子の親じゃなかったら。この人と結婚していなければ・・・。

家族に対してそんな残酷ともいえる感情を、一瞬も抱いた事が無いという人は居ないのではないかと思います。

深く関わるからこそ、誰の心にもある醜い部分をさらけだすことにもなるからです。

舞台は、口ばかりが達者で身の回りの一切を命令する年老いた母親と、それに対抗して嫌がらせをしたり悪態をつく娘が、たった二人で暮らす家の日常から始まります。

自分の世話をさせる為だけに娘を拘束する母。自分の人生が台なしと母親を憎む娘。

閉ざされた空間で二人の関係はどんどん歪んでいき、最後には。

平穏な毎日の中にあれば家庭は平和で温かいところ。たとえ衝突してもいがみ合っても、それを認めて水に流して再生していくのが家族と言えるのかもしれません。それが出来ないなら残る物は何か、舞台はそこまで抉っています。

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乾山の芸術と光琳展。

出光美術館で開催されている

乾山の芸術と光琳展を先日見に行って来ました。

Art10

12月16日まで。中身の濃い素晴らしい展示です。

尾形光琳と乾山は皆さん良くご存知のように、本当に江戸時代の人なのかしらと思う程の、抜群のセンスの持ち主です。

乾山が当時のデルフト窯作品を参考にした器を制作しているのも大変興味深く、光琳が描く寿老人や草花は本当に生き生きしています。

こういう人の作品を見るとガツンと頭を殴られたような衝撃を受けます。

そして「いいのでしょうか・・。私のような者が絵付けなどして。一生かかってもそこには行けないし。」

と一通り卑屈な気持ちになったあと、「でも頑張る」と心を入れ替えるのです。

精進、精進。

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堀木エリ子の世界展。

昨日最終日でした。

横浜そごうで開催されていた「堀木エリ子の世界展」

見に行ってきました。

堀木さんは和紙クリエーターとして有名な方です。

作品を見て、和紙に対するイメージがまるっきり変わりました。

それまで私が和紙に抱いていたイメージとは、温かみがあって素朴な感じ。味のある素材感。といったところです。

ところが堀木さんの作品は、温かみはあるのですが緻密さや緊張感も同時に併せ持っていて、伝統の技法を下地にしながらも表現は新しく、紙ってすごい素材なんだなあと思いました。

なんでも一辺が2m以上の和紙を職人さん10人掛かりで漉くそうで、その様子が映像で紹介されていましたが、緊張の中黙々と、真剣に取り組む姿にひたすら尊敬せずにはいられません。

ついでにそごうや高島屋をぶらぶらしていて(足はいつも食器売り場などにむかいます)

ヘレンドのコーナーがとても面白かったです。

年末ですから普段あまり見ないシリーズがいくつか出ています。

絵付けをしていて、私はマイセンやKPMなど主にドイツの窯に目が行きがちで、ヘレンドはそれほどには熱心に見ていなかったように思います。

でも改めてじっくり見て、すごく魅力を感じました。特にやっぱり、東洋的なモチーフが面白いです。

帰宅して深夜に早速描いてみました↓

Sakuhin84

あっさり簡単に描いたように見えると思いますが、下書き一切なし、フリーハンドで直接描いているので、お皿と柄の大きさのバランスが悪い!と何回も描き直しました。さっと描けるようになりたいものです。

このあと、一度焼成してからピンクとか青とか結構鮮やかな色で彩色します。

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Bunkamura ギャラリー。

松涛美術館はBunkamuraから歩いていける距離にあります。

ちょうど通り道になるので「からくさ~」を観たあと、Bunkamuraに寄りました。

ギャラリーで素敵な展示がされています。

Muse5

11月26日までですからお早めにどうぞ。

笹尾氏は広告クリエイターとして活躍されてきた方で今は画家として素敵な作品を発表されていらっしゃいます。

作品が私の好きな感じど真ん中で、出来ることなら購入したいくらい。

(氏の絵が似合う部屋に住みたいなあ。)

Muse6

元気が出そうな絵ばかりです。

一見、直接絵付けには関係ないけれど、意外とイメージが膨らんだりするものですね。

ガリガリ描くのも重要ですが、こうやって素晴らしい作品を見て色々な刺激を受けることも大切だなあと思います。

このギャラリーももう一回行こうかな。

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戸栗美術館特別展。

先日松濤の戸栗美術館に行って来ました。

高級住宅街の中にあっても景観を壊さない、落ち着いた外観です。

Art08

今の展示は戸栗美術館開館20周年記念特別展の

からくさー中島誠之助コレクションーです

Art09

これがまた非常に内容の濃い素晴らしい展示でした。

長い時間をかけて、厳しい審美眼で選択されて収集されただけに江戸時代のものとは思えない程美しい品ばかり。

染め付けの藍色もきりりとしているし、文様も繊細かつ大胆で、伸びやかです。

からくさ模様が時代とともにどのように変化していったかもよくわかるし、江戸時代の人々の感性とか遊び心に触れた気がして楽しくなりました。

よくテレビで中島誠之助氏が、偽物をつかまされたコレクターに対して

「写真などばかりでお勉強するより、美術館や博物館で本物をご覧なさい」

とおっしゃっていますが、その意味がよーくわかります。

染め付けは広く庶民にまで浸透したものですから、数はものすごくたくさん作られたはずです。数が多いという事はいいものもたいした事無いものも色々混じる訳で、そのなかから特に優れたものを選びとっていくのは大変な事です。

逆に言えば、そうやって選び抜かれた物をよく見ていたら、半端な物に心が動く事はないのではと思います。

もう一度会期中に行ってもいいような気がしています。

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松岡美術館。

お友達の作品展を見て、久々に目黒まで来たので(昨日の記事をご覧下さい)

と、松岡美術館に足を伸ばしました。

Art07

入り口の雰囲気もいい感じに落ち着いた、大人が楽しめる美術館です。小さい美術館ですが混雑もせず、ゆっくり鑑賞出来ます。

今の展示は「近代日本画展」です。(リンクを貼りましたのでクリックしてみてください)

ラッキーな事に、美術館に着いたら丁度、学芸員の解説を聞く事が出来ました。

川合玉堂の日本画が制作された頃の情勢とか、彼の心情とか絵を見ただけでは知り得ない情報をたくさん頂いて得した気分でした。

解説を聞きながら鑑賞しているとなぜか「なんでも鑑定団」の事が頭をよぎり・・・

また、東洋陶磁も別の展示室で展開されていて

それはそれはすごい品が並んでいます。

染め付けや青磁の数々を見ながらやっぱり「なんでも鑑定団」の中島誠之助氏の顔がチラチラ。

ところで、松岡美術館よりもっと駅寄りに庭園美術館があります。

ティファニー展をやっていますがすごい行列でしたよ。とりあえず今回は諦めました。

平日の方が少しはマシかもしれません。

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トプカプ宮殿の至宝展。

なんとかギリギリセーフ、昨日東京都美術館に行って参りました。

目的はこちら↓「トプカプ宮殿の至宝展」を観る為です。

Art04

今日24日までとあって凄い混みようで、ちょっとくじけそうになりましたが

豪華な装飾品にいつの間にか引き込まれて最後まで集中して観る事が出来ました。

権力の下で発展した文化は本当に豪華絢爛ですね。

金、銀、七宝、宝石の数々。「贅沢」という言葉が陳腐に思える程の装飾です。

このパンフレットに載っているのはターバン飾りで、中央の緑色はエメラルド。長さが5㎝もあるのです。

そしてただ綺麗なだけでなく、宗教的な背景が深く関わっていて、多くの武器や調度品、装飾品にコーランが刻まれていました。

ハレムの優美な宮廷文化の一端も紹介されていて、興味深かったです。

(見に来ていた方々が口々に「まさに大奥ね」と話していました。)

これからの季節美術館が充実してきますね。

ちなみに都美館の次回展示はこちら↓

Art06

面白そうです。

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景徳鎮千年展

日曜日に松濤美術館へ行って来ました。

「景徳鎮千年展」を観る為です。

Art02

↑これはポスターです。絵付けのお友達に頂きました。

松濤美術館はいつも、展示の切り口が独特で面白く、興味深く解説を読む事が出来ます。

今回は、中国の食器は「縁起」と深い関係がある事を再認識出来ました。

(日本もそうですね)

松竹梅、吉祥文、七宝文、鯉、龍、福を表す文字など食器に描かれる文様は「縁起物」がとても多いです。

今回の展示はチャイナペイントに直接参考になるという事は少ないかもしれませんが、器に対する関心が深くなったり、知識が増えたりと充実していると思います。

松濤美術館は渋谷駅からですと少し歩きますが、雰囲気が落ち着いていて私は好きな美術館です。

Art03

美術館の入り口です。こじんまりして、静かでいいですよ。

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